[音] | サン |
[訓] | あきらか |
あざやか | |
きらめく |
《意味》
あざやか。あきらか。きらめく。
【燦らか】あきらか
明るく鮮やかなさま。美しく輝くさま。
【燦めく】きらめく
きらきらと(美しく)光り輝く。
「夜空に星が燦めく」
「煌めく」とも書く。
【燦燦】さんさん
太陽の光などが、きらきらと明るく輝くさま。
「粲粲」とも書く。
【燦然】さんぜん
鮮やかに輝くさま。明らかなさま。
「燦然と輝く胸の勲章」
【燦爛】さんらん
鮮やかに輝くさま。華やかで美しいさま。きらびやかなさま。
「粲爛」とも書く。
【光輝燦然】こうきさんぜん
鮮やかに美しく輝くさま。ひときわ鮮やかに光り輝くさま。
「光輝」は光り輝くこと。「燦然」は鮮やかに輝くさま。
「光輝」は「光暉」「光熙」とも書く。
《字源》
声符は「粲(さん)」。
「粲」は精米で、それが白く輝くことから、きらびやかに輝くことをいう。
「燦」は「粲」の初文。
「粲」の声符は「(ざん)」。
「(ざん)」は、残骸の上半身「(がつ)」を手(又)に持つ形。
残骸は鳥獣のもので、その肉を裂き取った形。
骨の、色の抜けた白さもいい、「粲」とはしらげた米、精米をいう。
食卓に上ると「餐」となる。